シマカンギク 黄色く映えて 瑞梅寺
林縁際立つ 日和なりけり
シマカンギク(島寒菊) |
『和歌の注釈』冬日和の柔らかい日差しに照らされて、シマカンギクが群生しています。瑞梅寺の林縁(りんえん、林の端)を通る道端にです。草木の中で際立つ印象的な色彩でした。その情景を詠みました。
地元の人は承知していることですが、「瑞梅寺」というのは瑞梅寺というお寺があるわけではありません。古くからの地名、川の名称です。ダムの名称でもあります。なんでも、江戸時代かその前かは定かではありませんが、瑞梅寺というお寺があったらしい。との説もあります。瑞梅寺川は、私の和歌や、俳句にもよく登場しますので、ちょっと、触れておきます。
シマカンギク(島寒菊)キク科、キク属、多年草です。日本固有種です。近畿以西に分布しているシマカンギクは、日本人に親しまれている園芸種の菊の改良原種のひとつです。日頃目にする色々な菊の、ご先祖様ともいえます。
鮮やかに群生していて、人目を引きます。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿