2022/12/28

ライフ 2022.12.28 「手で文字を書く、筆をとる。」ということ。

 



暮れ間近 万年筆の ペン先を 

       洗い清めて 歳納めかな

            



インクを、本体吸入式


『和歌の注釈』インク吸入式の万年筆のメンテナンスで、ペン先、ペン芯に加えて吸入部(インタンク)も含めて洗浄しました。

 この暮れは、仕事納めもありませんので、万年筆のメンテナンスをもって、歳納めとします。近年はとくに、パソコン、タブレット、スマホなどを多用するあまり、手で文字を書く、表現する機会が少なくなりました。書いてもボールペンの使用が多いですね。


 私は、子供の頃から万年筆の書き味が好きで、ビジネスや、生活等でボールペンの使用が主な中でも、常にバッグに潜ませていました。今、愛用の万年筆は手にして、かれこれ40数年になります。良く馴染んでいます。

 インクは、一貫してブルーブラックを使い続けています。パソコンとかに入力するにしても、チョットした下書きや走り書きでも万年筆で書くと、何だかいい発想が浮かぶような気がします。勝手にそう思い込んでいるだけですけどね。

 和歌や俳句をひねる時は、とくに、万年筆が一役買ってくれます。ここぞ!!という時のたのもしい助っ人です。


 そもそも、万年筆の一番のメンテナンスは、毎日使い続けること、といいます。書くことでインクが潤滑に流れ、ペン芯とか内部でインクが固まるのを防ぎます。今回は、これといって区切りをつけることがないもので、「万年筆のメンテナンス」となりました。

 その情景を詠みました。

2022/12/27

ライフ 2022.12.27 「これで、一安心だワン。」






出掛け前 スリングバッグで スタンバイ

         気持ちは逸り せかすレオン



これに入って待てば、大丈夫


『和歌の注釈』レオンは、バッグが好きです。「お出掛けできる。」ためのアイテムとしてのバッグです。わが家の、レオン用のバッグは、写真のスリングバッグが2種類、キャリーバッグ、リックサック、カートと、色とりどりです。目的や用途(歩いて、車、電車、遠・近距離)によって使い分けます。

 出掛ける用意を始めますと、自分を連れていってもらえるのかどうかを、見極めるためにジーッと観察しています。アイコンタクトとか何かを察知すると、近くにあるバッグをあけろ!!とか、キャリーバッグが開いたままの場合は、サッサと飛び込みます。それとか、玄関に置いているカートに乗せろ、乗せろ!!とせがみます。

 スリングバッグを懸けているところに走っていき、ぴょんぴょん跳ねて、バッグを下ろしてくれ!!と、騒ぎます。仕方がないのでレオンを入れて、こちらの準備が出来るまで、玄関ドアの取手にぶら下げておきます。写真のようにです。

 

 こうなれば、間違いなく連れていってもらえることが確定した。と、一安心です。それでも、こちらの動き観察しながら「はやく行こう!!」と、大きな目で急かします。

 その情景を詠みました。 




2022/12/26

ライフ 2022.12.26 暗さも、寒風もなんのその!! 

 



日は落ちて 足元怪しい 散歩道

        暗さもなんのと レオンは駆ける



昼間だったらこんなぐあいです。今、まさに走る寸前です。


『和歌の注釈』今日の夕方のレオンの散歩は、日が暮れて夜になりました。結構明るい懐中電灯は持っては行くんですが、暗がりなんか気にせずに、サッサと前を走ります。

 暗くて撮影できないのが残念です。寒風とかも、なんのその!!です。おかげでこちらも、いい運動をさせてもらっています。その情景を詠みました。

2022/12/25

ライフ 2022.12.25 時間は瞬く間に過ぎ去りて

 



年の瀬や 歳月不待 終わりける



『俳句の注釈』今年も、6日を残すのみとなりました。「歳月人を待たず」ともいいます。年月、時間は人の都合などにかかわりなく、瞬く間に過ぎ去り、待ってはくれません。時は無常に流れます。古来よりの「時間をたいせつに」との戒めの言葉です。

その情景を詠みました。

2022/12/24

ライフ 2022.12.24 雲散霧消 


 


日常に 必然的や すべからく

      朝霜のごとく 消えにけり



『和歌の注釈』今、世間から距離を置いた生活です。時間は弱い風のように吹き抜けていきます。その中には、現役時代に付きまとっていた、必然、必然性、必然的や須らく(すべからく)といった方向づけや、結論付け、結果を求める。

 といったことから、無縁の空間です。日が昇るにつれて、草木を湿らしていた朝霜が、雲散霧消するようにです。その情景を詠みました。

2022/12/23

ライフ 2022.12.23 不要不急




窓外は 凍て空を舞う ささめ雪

        愛犬膝に 冬ごもりかな



『和歌の注釈』昨夜から降り始めた雪が約 5センチ程積もりました。不要不急の外出を控えています。コロナ禍で、すっかり聞きなれた言葉ですね。

 とはいうももの、朝晩の愛犬「レオン」の散歩は欠かせません。レオンは冬の寒さはヘッチャラで、積もった雪の上であっても少しも気にせずに、元気に走り回ります。細かい雪が強風に舞っている中を前をさっさと進み、時々振り向いては「もっと早く!」と催促されます。

 それ以外は、わが家では不要不急なんです。その情景を詠みました。

2022/12/22

ライフ 2022.12.22 冬至の朝は 

 



冬至朝 縁起担ぐや 小豆粥



小豆粥


『俳句の注釈』今日は冬至です。朝食に「小豆粥」を食べました。小豆のほのかな風味に、身も心も温まります。

 冬至に小豆粥を食べると邪気を払い、一年を無病息災で過ごせる、と伝えられています。無病息災といえば、私は今のところ基礎疾患もなく、一錠も薬を飲まないで済んでいる健康体です。この年になって幸いにです。


 昨日は、新型コロナワクチンの5回目の接種を、受けてきました。今朝は、肩と腕が痛いのと、微熱があってチョット頭痛もします。ワクチンも接種し、小豆粥も食べて、まずまずッてとこですね。

 その情景を詠みました。

ライフ 2022.12.28 「手で文字を書く、筆をとる。」ということ。

  暮れ間近 万年筆の ペン先を         洗い清めて 歳納めかな              インクを、本体吸入式 『和歌の注釈』インク吸入式の万年筆のメンテナンスで、ペン先、ペン芯に加えて吸入部(インタンク)も含めて洗浄しました。  この暮れは、仕事納めもありませんので、...