秋冷えて 放射冷却 川面には
川霧立ちこむ 瑞梅寺川
川霧であたりが、ぼんやり煙っています。 |
川霧は、一口で言えば「川面の水温が、接する大気の温度より高い場合に、発生する蒸気霧」です。
夜間の放射冷却で、気温が急激に低くなり、弱い、そよ風よりさらに弱い微風となって、川面を覆うように吹くという条件がまず、そろうことが必要です。
そして、川の水面から蒸発した水蒸気が、その吹き渡る冷たい空気に触れて、凝結する。それが、ズバリ、「川霧」です。
見てたら、何となく「あー、川霧かーッ?」で、サラーと無感動にながしてしまいそうですが、、、。その、発生条件たるや、並み大抵ではないんです。
やはりここは、「うむーッ!!」と感動するに値する、と思います。
〈意見には、個人差があります。〉
風が少しでも強く吹いたらこの情景になりません。 |
この辺りは、瑞梅寺川に川原川が合流します。この後、ゆるやかに蛇行しながら、北北東へ進路をとり、今津湾に注ぎ込みます。そして玄界灘、果ては日本海です。
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