2022/12/21

ライフ 2022.12.21 ふわっと湯気


 


湯豆腐の めがねを曇らす ふわっと湯気


『俳句の注釈』昨夜は、湯豆腐を食べました。温かい豆腐と柚子の薬味がマッチします。白菜とかの野菜も美味しさを彩ります。

 私は、元来豆腐といえば、木綿豆腐の硬さが好みでした。若いころ、妙にこだわって近隣の豆腐屋さんを訪ねては、「こだわり」の豆腐を探し廻ったことがありました。そんな中の一軒に「これだ!!」という豆腐がありました。

 その豆腐屋さんの店主がいうには「床に落としても崩れませんよ!」という究極の木綿豆腐でした。私は、喜び勇んで買って帰りました。


 と、ここまではよかったんですが、肝心なことをひとつ説明しておく必要があります。実は、かみさんが子供の頃から、豆腐といえば「絹豆腐」と育ってきているんです。もともと、私が豆腐の硬さにこだわっていることに、不評だったんです。

 結局、2度程買って鍋料理とかに使いましたが、いかんせん、わが家の力関係で「木綿豆腐」の使用は却下されました。


 以来、わが家で豆腐といえば「絹豆腐」が定着して30数年になります。私も、スーパーとかに買い物に行っても、何の迷いもなく「絹豆腐」に手を伸ばします。


 そんな我が家の、豆腐にまつわる一句でした。

2022/12/20

ライフ 2022.12.20 暦買う


 


年の瀬や 閑居ながらも 暦買う



『俳句の注釈』昨日、暦を買いました。昨年の暮れまでは、様々な企業のカレンダーが、使い切れないほどありました。今年は世間とのつながりがなくなりましたので、入手はゼロです。

 閑居な身なら暦とかは必要がないでしょうけどね。しかし、まだチョットは世間との接点がありますので、あまりズレましてもねェ。というわけで、かみさんと100均ショップに行って、アレコレ選んできました。

 考えてみましたら、この年になるまで、カレンダーをお金を出して買ったことはありませんでしたねェ。ズットもらうものだと思っていました。

 そんな情景を詠みました。

2022/12/19

世相を詠む さらに、過酷な試練のウクライナの市民 2022.12.19


 


今はただ 一日千秋 ウクライナの

        国土に平和と 市民の安息



『和歌の注釈』閑居な日々を過ごす、非力な身ながら思います。ロシア・プーチンの暴挙に対して、もっと声を上げなければならないと思います。

 ニュースを見ていましても、ロシアのプロパガンダがやけに強調されて感じます。マスコミの報道の姿勢にも起因しますが。

 一年近く月日が経過するにつれて、マスコミを含めて、感覚が鈍ってきていませんか?ウクライナの市民は、厳冬が加わってさらに、過酷な試練にさらされています。

 世相を詠む一首です。

2022/12/18

世相を詠む 忘れるはずないでしょう!! 2022.12.18


 


彼此と 思いあぐれて 日は過ぎて

       座して待ちても 日和は望めず



『和歌の注釈』ウクライナの情勢には、ニュースを見聞きするたびに、心痛みます。国際連合(国連)は、安保理常任理事国である5ヵ国の内のロシアの蛮行で、機能不全、脳死状態です。

 過日、ローマ法王が世界に向けて発したメッセージは、「ウクライナのことを、忘れてはなりません。」でした。

 忘れるはずないでしょう!!。世界中で固唾を呑んで見守っているんですよ。せめて、プーチンに対して、「即刻、ウクライナから立ち去りなさい!!」と、強く発してほしかったです。

 世相を詠む一首です。


2022/12/17

情景に一句 2022.12.17


 


雪曇り 稜線消えて 井原山



『俳句の注釈』福岡管区気象台によりますと、17日夜遅くから18日にかけて山地、平地ともに警報級の大雪になる可能性があるそうです。

 17日夜から冬型の気圧配置が強まり、九州北部の上空およそ1500メートルに、マイナス9度以下の強い寒気が流れ込みます。積雪は、18日夕方までの24時間に山地で10センチから20センチ。平地で3センチから5センチと予想されています。


 今朝のウォーキング中には、井原山など背振連山の稜線が白くかげり始めていました。いよいよ雪が積もるかな?。と思っていました。夕方04:00p.m. 過ぎには、井原山をはじめ背振連山はすっかり雪雲に覆われて、稜線も見えなくなりました。

 その情景を詠みました。

2022/12/16

情景に一句 2022.12.16

 




西の風 冷たく枯野を 吹き渡る



『俳句の注釈』糸島市は、福岡県の北西部に位置します。毎年この時期、西の風や北北西の風、北西の風などと西寄りの強い風とか、突風の吹き渡りが日常化してきますと、本格的な冬の到来です。

 今朝は、ほぼ西の風でした。その情景を詠みました。

2022/12/15

世相を詠む 2022.12.15 極寒のウクライナ 理不尽なロシアの攻撃で、電力ひっ迫、凍える市民

 




冬深し 想いを馳せる ウクライナ

        電力不足で 凍える市民



『和歌の注釈』ロシアのウクライナへの軍事侵攻に関しましては、当ブログ11月29日でも既述しました。限りを知らずの独裁者・プーチンの侵略戦争は止みません。策に窮するロシア軍がエネルギー関連のインフラ施設への攻撃を繰り返しています。

 氷点下のウクライナは、電力不足が深刻化し、市民は厳しい生活を強いられています。ウクライナの首都キーウで北緯50.45、日本の最北の市北海道の稚内で北緯45.41。キーウはサハリン北部と同じ位置です。東京は北緯35.69。福岡県糸島市は北緯33.33です。

 キーウに比べずっと南に住まいする私など、とても想像がつかないくらいの寒さだと思います。ウクライナ全土でも北緯44~52度の位置にあります。

 本格的な冬を迎えてさらに厳しさを増し、ウクライナの市民の過酷な生活状況は、極限に達します。


 軍事侵攻が始まって10ヵ月になりますが、相変わらず、アメリカ、NATO諸国をはじめ、日本も含め各国は、抗議、非難を繰り返すのみで、ロシアの暴挙を止める手立てを打てずにいます。

 いつまで、手をこまねいているんでしょうか。ちょっとした、武器供与したり、人権団体にノーベル平和賞を授与したくらいで、「お茶を濁す」では、何の解決にもならないはずです。「平和賞」は、紛争の解決や、平和を実現した後に授与するものではありませんか?。

 その世相を詠みました。


 

ライフ 2022.12.28 「手で文字を書く、筆をとる。」ということ。

  暮れ間近 万年筆の ペン先を         洗い清めて 歳納めかな              インクを、本体吸入式 『和歌の注釈』インク吸入式の万年筆のメンテナンスで、ペン先、ペン芯に加えて吸入部(インタンク)も含めて洗浄しました。  この暮れは、仕事納めもありませんので、...