宵月が 照らす光も そぞろ寒
宵月、あと二日で満月です。 |
昨日、11月05日 05:25 p.m. に、自宅から見上げた月です。高性能カメラや望遠鏡での撮影ではなく、スマホで撮ったものですから、あしからず、ご承知おきください。
03:47 p.m. に登った月齢10.7 の「宵月」満月まで、あと二日の89.9%の月相です。西に沈むのは、6日 03:04 a.m. です。
なぜ今、月のことに触れるか、と申しますと、二日後の満月が、「皆既月食」で天気に恵 まれれば、全国で見られる。ということからです。
8日は、太陽系で第3番目に大きな惑星の天王星が、月の影に隠れる「天王星食」も、442年ぶりに見られます。ただ、天王星の明るさは6等級程ですから、かなり高性能の望遠鏡でないと、観測は不可能です。
太陽と地球、月が、一直線に並んだ時に起きる現象の「皆既月食」が、日本全国で見られるのは、2021年5月以来、約1年半ぶりです。肉眼でも、皆既となった時の「赤銅色」と呼ばれる月は見られます。ただ、撮影は望遠鏡を使用しないと、満足に撮れません。
福岡地方の観測点では、月の出が 05:14 p.m. です。東の空の低い位置で、06:09 p.m. ごろから月食が始まり、07:16 p.m. ごろから、08:42 p.m. ごろまで、約1時間半ほど皆既月食となります。「赤銅色」の赤黒い月が見られます。
気象庁の6日現在の天気予報では、8日の福岡地方は、晴れ、となっています。この天体ショウの観測実現の成否は、好天であることにかかっています。
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