2022/11/23

情景に一句 2022.11.23

 葉先から ぽつり雨だれ 冬時雨



雨だれがポツリ、、、と。


『俳句の注釈』夜中から降り始めた雨が、お昼前まで小降りながら、断続的に降りました。しとしと、、、。物静かに降り、木の葉の先からは、雨粒がポツリ、ポツリ、、、と落ちる情景を詠みました。


 時雨(しぐれ)は、冬の雨や時雨月などと「冬の季語」です。特に、時雨月(11月)初冬の頃を指します。例年、この時期は、通り雨や降ったりやんだりの小雨が、意外に多いんです。

 私の住む地方は、今年の初冬は雨が少なく、10月末から11月へと、雨なし日が20日近くまで記録を更新していました。今日の雨も、久し振りって感じでした。

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