クサギの実 紅紫の ガク纏い
熟す藍色 異彩放ちて
クサギ(臭木)の実 |
『和歌の注釈』初冬の雑木林の中で、スペードのような大きな葉を付け、実も意表を突くような形と色合いです。あまり一般的には知られていませんが、クサギ(臭木)は和製ハーブのひとつです。通りかかったら、すぐ目につきます。そのくらい、個性的な雰囲気です。その情景を詠みました。
クサギ(臭木)はシソ科の中高木、落葉樹です。若葉は食用(和製ハーブ)、果実は染料、根は薬用と、最近は一般的に利用は少ないようですが、かつては、多方面に重宝されたようです。私は、食べたことはありませんが。
夏から秋にかけて白色、ピンク色や赤みがかったピンク色の花が咲きます。
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