2022/11/10

野草に一首 2022.11.10

 つわのはな 黄色く群れて そこかしこ

         咲いて知らせる はつふゆなれり



ツワブキ(石蕗)
                       
 

 ツワブキ(石蕗)キク科、ツワブキ属、常緑多年草で、日本固有種です。古くから観賞用や、山菜として食用に親しまれてきました。特に、佃煮きゃらぶき(伽羅蕗)は日本の伝統の保存食です。フキ(蕗)とともに、その材料ですが、九州地方ではもっぱら、きゃらぶきといえば、ツワブキが材料です。

 山菜としては、初春のころ若葉を摘んで利用します。あくが有りますから、手袋をしていないと、指先が黒くなります。皮をむく時もそうです。

 黄色い花、艶のある丸い葉、その容姿の魅力も、捨てたもんじゃないでしょう。


花言葉は「いつも笑顔で変わらない。」



葉は、円心形で分厚く、艶があります。


0 件のコメント:

コメントを投稿

ライフ 2022.12.28 「手で文字を書く、筆をとる。」ということ。

  暮れ間近 万年筆の ペン先を         洗い清めて 歳納めかな              インクを、本体吸入式 『和歌の注釈』インク吸入式の万年筆のメンテナンスで、ペン先、ペン芯に加えて吸入部(インタンク)も含めて洗浄しました。  この暮れは、仕事納めもありませんので、...