ホトケノザ 春が盛りと 思いきや
晩秋の野辺にも 群れて咲きけり
ホトケノザ |
ホトケノザ(仏の座)は、シソ科オドリコソウ属の越年草です。ホトケノザは、葉の形が仏様の台座(蓮座)ように見えることが、名前の由来です。本来は越年草ですから、秋に芽吹いて、緑を保ったまま冬を越し、春3~6月頃に開花する。というのがサイクルなんです。
日当たりの良い場所とかで、秋にも開花することもあるとのことです。それにしても、この秋、糸島のこの辺は、私が歩き回る範囲について限りましても、よく咲いているのを見かけますねェ。
ホトケノザと言えば、七草粥の春の七草にも、同じ呼び名のホトケノザがありますが、まったく別の植物で、いわゆる、「似て非なるもの」の典型です。
こちらは、黄色い花を咲かせる、キク科ヤブタビラコ属のコオニタビラコです。若葉を七草として食べます。古来から親しまれてきた「春の七草」は、昨今のベビーリーフのはしりですね。
食べられはしませんが、紫色の可憐な花を咲かせるホトケノザは、花言葉に、蓮華座に座る仏様の姿から連想される「調和」。悟りの心を連想した「輝く心」。また、「小さな幸せ」とか、それはそれとして、存在感がありますね。
ホトケノザ アップしてみました。 |
ホトケノザ 朝日が差してきました。色合いが変わりますね。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿